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ヘッドハンティング を利用し転職先を知る事で、「しっくり働く」を考える 

 テクノロジー分野に特化したスカウト会社 ソルウェイ 
           

目的により転職活動の意味が変わり、そして活動するタイミングが変わる
◉ 専門分野という枠で自分自身を知る
◉ 転職活動を使う
 
一般的にプライベートな理由を除いて、「会社に残れない、残りたくない」という状況になった時が転職のタイミングになるケースが業界にもよりますが今も多い様です。転職への思いは職場で本来の自分自身を表現する事が難しいと感じ始めた時から積り始め、会社状況の悪化などがその思いを加速させ、最終的にそれがそのまま転職の動機、転職の目的になってしまいます。しかしその流れれからのタイミングはあまり良いとは言えないのです。
 
 
 
 
例えば最近あなたは会社の舵取りに疑問を感じ続けているとします。その内無理が少しずつ膨れ上がり、職場に様々な制限が矛盾を押しのけ入り込んできます。「性能の良いものを早く安く」という言葉に動かされ、先が見えない事に不安を感じている暇もありません。少人数で残業規制の時間内に、増加するクレームにも対応し、何とかする事に全神経を集中します。将来を方向付ける企画や研究開発にも影響が出ていますが、役割を責任として受け入れ、大抵何とか踏ん張れてしまいます。しかし不健全な環境では人間関係、仕事の質、評価、責任、目的など、どれも良い意味を持たせる事が難しくなります。ある時ふと自分の内側にある価値観と、外側で求められる価値観の違いに気づきます。
 
やがてリストラの噂が聞こえ求人情報を検索するきっかけとなります。一通り目を通して経験を活かせそうな求人が少ない事、また実際の活動を通して応募者数は多い事を知ります。同じ分野は大抵社内と似た方向に向かいがちなので、経験に近い業界の求人も冷え気味傾向です。その上活動期間にゆとりがありません。これでは冷静な判断が十分に出来なくなってしまいます。こういった流れからの転職ではキャリアアップにつなげる事が難しく、何とか次を見つけるという事が目的になりがちです。もし自分自身の市場価値を普段から知っていれば、もう少し違った考えを持てたのかもしれません。会社という枠やルールだけで自分自身を図っていると判断も限られてしまいます。そうした枠を外して自分自身を見つめる事が冷静な判断につながります。
 
 
転職先を探す為の活動から、自分の価値を知る為の活動へ

次に成長分野で活躍されているタイミングに活動してみる場合です。この場合の目的は「市場価値」と「可能性」を知る事です。まずその分野の転職マーケットはどうなっているのでしょう。
基本的に転職を考える事から一番遠い状態と感じている時期なので気にも止まらないマーケットです。ですが当然最初にお話した状況とは正反対です。そんなタイミングにあえて転職マーケットに触れてみると、きっとこれまでの経験に広がりを持たせる事を感じられる何かに出会うのではないでしょうか。
 

会社に安定を求める(会社枠内で図る)→自分自身のスキルに安定を求める(専門分野で図る)

その分野に関わる業界は様々な角度で力強く動いている時ですので、これまでの価値基準のモノサシを会社枠の外へ広げてみる絶好のタイミングといえます。他社と接点を持ち、面談を通してあなただけに意味を持つ情報を、辞める必要のないタイミングに得る事ができるのです。その情報とは他社から得られる自分自身への評価です。
[現状と違う環境での更なる可能性] [自分自身のどこに魅力を感じるのか] [自分自身に何を期待するのか] [関わるマーケット動向] これら情報は現在の会社で活かす事もできます。
 
新卒の目で一方的になりがちな面接を通して決める就職先と違い、経験者として専門職者として自分オリジナルの価値観というフィルタを通して判断ができますので何が今までと違うのかが分かります。もしかするとこれまでの基準そのものを変えたくなるかもしれません。ただ活動してみて今以上であると感じなければ現状維持です。今の職場の良さに気づく事、これも非常に大切な感覚です。また当然ですが転職先の新しい環境は意識をリフレッシュさせますが、今の環境では既に不必要な「慣れる」という努力が加わる事を忘れないで下さい。

採用側がスカウト専門会社を利用する理由は、既にお伝えした様に求めている技術者は当然現社内でも必要とされ充実した日々を過ごしているので自らマーケットに現れないからです。それでもその様な方々だからこそお目にかかりたいという思いが私どもの活動に繋がります。それは同時に技術者の方にとっても質の高い可能性を知る事が出来る機会でもあるのです。
会社というのはその会社の強みとマーケットを見据え、利益が出る方向に向かいます。たとえその選択に優秀な技術者がいる部門が含まれない場合でも、その技術者が市場価値を知っていれば捉え方も少し変わってきます。
 
知人から聞く情報も重要ですが、実際に自分自身で活動し、自分自身の価値観で判断する事により、自分自身にとって確かな判断に繋がります。スカウトによるお声掛けは、こちらからの提案です。当然具体的に転職を意識していない方が殆どで、企業側もそこは承知の上です。
企業との面談を通して、「どの様な考えの人たちと」、「どの様な環境で」、と1つ1つ理解を深め、最終的に内定という形になった時、具体的なポジション、給与の提示があります。それは現状と比較する判断情報が出そろったというステージです。あなたが正式に選ぶ側の立場です。全ての情報を基に転職のメリット、デメリットを冷静に見極めて行きましょう。
 
もし活動の中で転職を決意する事があるとすれば、それはよほど素晴らしい出会いという事になるでしょう。転職の必要性を感じていない方の価値観を変える様な今以上のヴィジョンが見えた瞬間です。
 
実は辞めたいという動機が強い方よりも、こうしたポジティブな転職理由で迎えられる方が、採用側にとっても入社後の活躍そして安定性にもつながる可能性が高い為、望ましいと考えています。

 
 
 
 
 
少し手を止めて外気に触れてみると、会社の枠を外した自分自身の価値を知る良い季節が訪れている事に気づかれるでしょう。自分の信じる進むべき道に共感し、とことん取り組んでほしいという様な更なる加速感、更なる可能性と出会うかもしれません。これまで長く仲間と共に成長してきた環境から、一人飛び出してでも移りたいと熱く思う迫力ある自分が現れるかもしれません。
でもこれが価値ある転職です。
 
今、世の中はものすごい勢いで変化しています。昔は変わらない事こそ安定を意味していましたが、今は変化に対応する事、自分自身が変化して行く事が安定感を生む時代です。使い慣れたPC環境は捨てがたいものですが、アップグレードされた環境になれてしまうと、元に戻したいと思わない様に、転職したい程の不満がない状態で、親しみのある環境から次へ進む為の活動は後回しにしたい所ですが、それでも変化の可能性を知っておく価値は十分ありです。
 
特に心の準備は必要ありません。こんなお話が舞い込んで来た時、企業との接点を持つ機会を、本気ではないからと閉じてしまう前に、ちょっと面白そうかな、と感じて頂けるお話が出来ればと思っております。

 

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©2013 Solway Corporation 

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